矯正治療は子供も大人も可能です。
しかし、子供の時期に始めるメリットは、骨格を改善できる(しやすい)という点でしょう。
歯を正しい位置に動かすだけでなく、顎の成長をコントロールすることによって、顎のバランスも整えることが可能です。そのため、より理想的な口元を作りやすいのです。
歯並びが良くないと、虫歯になりやすくなってしまいます。
また、噛み合わせが悪いことが、メンタルに悪影響を及ぼす可能性があります。
また、いじめやからかいの原因になる場合もあります。
歯並びや噛み合わせを直すことは、大人になってからでもできることではありますが、子供の時期から始めることが有効だと言われています。
6~14歳の顎の成長が止まるまでの期間に、一度専門医に相談することをお勧めしています。
当院には、矯正治療の専門医が在籍していますので、安心してご相談ください。
1) より良い仕上がりとなる
歯の移動だけでなく、成長をみながら顎のバランスも調整するため、より仕上がりが良くなります。
2) 顎の曲がりの程度を減らす
悪い噛み合わせのまま成長していくと、顎の曲がりなど変形を助長してしまうこともあります。早めに適切な噛み合わせ治療をしなければ、悪化してしまうこともあるため注意が必要です。成長期に顎の成長をコントロールすることによって、正しい噛み合わせに改善できる可能性があります。
3) 歯を抜かずに矯正治療ができる
大人になってからでも矯正治療で効果が得られますが、症例によっては抜歯が必要になることもあります。それは、大人になると顎の成長が止まっていますから、歯を動かすことでしか治療ができないためです。成長期に矯正治療を始めることで、歯だけでなく顎を調整することができ、抜歯せずに済む可能性が高くなるのです。
4) 虫歯の発症・進行を予防できる
矯正治療を行うと、チェックのために定期的に歯医者を受診することになります。
口の中の衛生状態や虫歯の有無を定期的にチェックしますので、たとえ虫歯が発生した場合にも、初期の段階で発見することが可能です。
5) メンタル面への悪影響を防げる
悪い噛み合わせや歯並びが、コンプレックスになってしまう可能性があります。
口元が気になって、歯を見せて笑えない、積極的になれない、自分に自信が持てない…
といったメンタルな部分にも悪影響を及ぼす可能性があります。
歯並びで変わるのは見た目だけではありません。
メンタル面とも深く関連しているのです。
6) 本格矯正の期間を短縮できる
あらかじめ小児矯正時期に歯並びを改善する事により、本格矯正が必要となった時、治療期間を短くすることができます。
矯正治療を開始するタイミングは、そのお子様によって異なります。
歯並びが気になる場合には、定期的に健診を受け、医師に相談することが必要でしょう。
一般的には、7歳くらいまでに一度歯並び・噛み合わせをチェックした方が良いとされています。
指しゃぶりが原因で、歯並びが悪くなる可能性があります。
4歳以降も指しゃぶりが続く場合には、心理的な要因も考えられると言えます。
指しゃぶりがある場合は、年齢に応じた対策が必要だと言えるでしょう。
家庭でも対策を講じる必要がありますが、歯科医院に相談することで専門家としての対策を提案してもらえます。
小児矯正のデメリットとして次のようなものが考えられます。
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9:30〜12:30 / 14:30〜19:30
(水・土は17:30まで)
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