2020/09/01
多くの保護者の方が悩まれている、お子様の歯磨き(仕上げ磨き)。
「うちは追いかけまわします~笑」という声や「押さえつけて磨くしかないです・・・」というお悩みをよく聞きます。正直なところ、一度、「歯磨き嫌い」になってしまったお子様を「歯磨き好き」にするのは、なかなか難しいことです。それでも、少しでも歯磨きを受け入れてもらえるよう、日常の中で出来る工夫をご紹介しますので、良ければ今日から取り入れてみてください!
◎ご機嫌になれるような環境を整える
例えば、歯磨きの時間には、お子様がお気に入りの音楽をかけたり、お風呂に入ってリラックスしているご機嫌な時間を狙って歯磨きをしたり。それを何度も何度も繰り返します。それを繰り返すことで、お子様が少しずつ「あれ?歯磨きってそんなに嫌じゃないやん。」と思ってくれたら大成功!
◎親御さんが思いっきり楽しそうに歯磨きする
親御さんがめちゃめちゃ楽しそうに、気持ちよさそうに歯磨きをします。これは実際に友人もチャレンジしていましたが、ポイントは親御さんの演技力にかかっているそうです。最大限に楽しそうに、気持ちよさそうにすることで、お子様が少しでも興味を持ってくれたり、真似をしてくれたら作戦成功です!
◎小さな頃からお口を触る
これは、これから歯磨きデビューを控えているお子様向けですが、赤ちゃんの頃から、お口の中をガーゼなどで拭ったりすることで、お子様がお口の中を触られることに慣れていただきます。小さな頃から習慣付けることで、自然と嫌がることなく歯磨きを受け入れられるようにしていきます。いきなりお口の中を触るのではなく、足や手を動かして(歌を唄いながら楽しそうに)、お顔のマッサージから、鼻、唇、お口の中というふうに少しずつお口の中に近づけるような感じにしてみてください。(歯科では脱感作といいます)
日常の中で出来る範囲のことを少しずつ取り入れながら一緒に歯磨き嫌いを克服してみてください!お子様の虫歯予防などのお悩みもお気軽にご相談ください。
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