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2020/04/21

虫歯になりやすいのは、どっち?

コロナウイルスの感染拡大によって、外出を自粛されている方がほとんどかと思います。コロナウイルスの感染拡大によって、外出を自粛されている方がほとんどかと思います。一人ひとりが、外出自粛や手洗い・うがい、自己免疫アップに取り組み続けるしかないですよね。

在宅している時間が長いと、大人も子供も、どうしても多くなってしまうのが「間食」です。ついついお菓子に手が伸びて・・・という方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、虫歯予防の基本的なことをお伝えしていきます。

下記の2つ、皆さんはどちらが虫歯になりやすいと思いますか?

① 少しずつ、小分けにしてお菓子を食べる
② 一度にまとめてお菓子を食べる

当然、ご存じの方も多いかと思いますが「少しずつ、小分けにしてお菓子を食べる」ほうが虫歯になりやすくなります。答えが分かっていても、それがなぜなのかが分からないという方に向けて説明していきます。

私たちのお口の中は、唾の働きによって「中性」に保たれていますが、飲食をすると「酸性」に変化します。酸性になると、歯のカルシウムやリンなどの成分が少しずつ溶け出す「脱灰」がはじまります。その状態が続くと虫歯になってしまいますが、唾の働きによってお口の中を中性の状態に戻し、歯を修復していく「再石灰化」という作用によって虫歯ができないよう保たれています。この再石灰化、お口の中の状態を回復させるのに約30分程度かかるといわれています。そのため、お口の中が中性に戻る前に再度飲食をしてしまうと、お口の中はまた酸性に・・・間食の回数が多ければ多いほど、お口の中が酸性になっている時間が多くなってしまい、虫歯になりやすくなるということです。

歯医者さんで「ダラダラ食べはダメだよ」と言われるのは、そのような理由からです。おうちにいる時間が長くなりますが、間食の回数をまとめるように気をつけて過ごすようにしてみてください。

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