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2020/02/25

感染症はお口の中にも

最近、新型コロナウイルスの話題でもちきりですね。コロナウイルスの話題に隠れてしまっていますが、インフルエンザ対策もまだまだ必要です。マスクもどこへ行っても売り切れてしまっています。そのように、みなさんが予防や対策をしっかりされるのは、どちらも感染症だから。

では、同じ感染症でも「虫歯」や「歯周病」も感染症だということはご存知でしょうか?どちらもインフルエンザのように、人から人へと感染する疾患の1つなのです。

例えば、産まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、ミュータンス菌(虫歯菌の一種)は存在しないといわれています。このことからも細菌感染症だということが分かります。しかも、細菌は感染するだけでなく、お口の中に定着しないと悪さをすることができません。「歯」が生え、細菌のお家ができることで、定着して虫歯へと進行していくのです。

さらに、虫歯が進行するのにも、長い時間がかかるといわれていて、虫歯の初期段階(歯の表面のエナメル質が溶け始まる)から、その先の象牙質まで進行する虫歯になるまでに8年もかかるというデータもあるほどです。虫歯は、昨日今日でつくられるものではないということですね。でも、捉え方を変えれば、たくさんの対処ができるということです!

まずは、ご自身のお口の中の細菌の数など、虫歯の原因を調べてみませんか?

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