2019/10/29
もうすぐハロウィンですね!
ハロウィンと言えば、仮装をして「トリック・オア・トリート!」と、子供がお菓子をねだるイメージも強いかと思います。そんな子供たちを見ていて、歯医者さんとしては、「その山盛りのお菓子・・・(涙)」と心配になります。もちろんハロウィンを楽しんでほしいという思いもありますので、今回はお菓子の食べ方についてお話ししたいと思います。
まず、「だらだら食べ」がよくないということ。これは、ご存じの方も多いかと思います。ではもう一歩踏み込んで、なぜダラダラ食べがよくないかを説明していこうと思います。
お口の中は通常、中性(pH7)に保たれています。しかし、飲食をすると一気に酸性に傾き、歯の表面が溶け出す「脱灰」が起こりはじめます。その状態が続くと、歯が溶けてなくなってしまいますよね。そうならないのは、お口の中の唾(つば)の働きによって、元の中性に戻っていくからです。でも、それには30分~1時間ほどの時間がかかると言われています。・・・ということは、
「お菓子食べる→ちょっと遊ぶ→またお菓子食べる→テレビ見る→またまたお菓子食べる」
というのは、酸性から中性に戻そうとしているのを、中性に戻る前に食べてしまうことで、再度酸性になってしまって、お口の中が長時間酸性に傾いているということ。要するに、だらだら食べる人のお口の中は酸性になる時間が長いので虫歯になりやすく、まとめて食べる人は中性に保たれやすいので虫歯になりにくいということです。そのようなことから、だらだら食べはよくないよと指導しているのです。
お口の中の仕組みを理解して、イベントを楽しみながら、食べても虫歯になりにくい方法を一緒に考えていきましょう!
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