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2025/03/31

ザイゴマインプラント研修に参加しました

「インプラント治療をしたいけど、骨が足りないと言われた…」
このようなお悩みを持つ方の希望となる治療法の一つが、ザイゴマインプラントです。

過日、当院の長谷川院長が、ブラジルで開催されたザイゴマインプラント埋入のセミナーに参加しました。

国際的に認められた専門家のもとで、ザイゴマインプラントを学ぶ貴重な機会になりました。

今回は、日本国内でもまだ対応できる歯科医院が限られている「ザイゴマインプラント」とは、どのような治療法なのかをご紹介します。

■ザイゴマインプラントとは

✓ 骨が少ない方でも可能
✓ 骨を増やす治療が不要
✓ 埋入当日に仮歯を入れられる

ザイゴマインプラントとは、インプラント治療が難しいとされる「骨の少ない方」でも「頬骨にインプラントを埋入する」ことで対応できる治療法です。

一般的なインプラント治療では、顎骨にインプラント(人工歯根)を埋入します。

長期的な入れ歯の使用などで充分な骨の量がない場合は、埋入前に骨移植手術など、骨を増やす治療をおこなう必要がありました。

ザイゴマは頬骨(Zygomatic bone)という意味です。

ザイゴマインプラントでは、頬骨にインプラントを埋入することで、インプラントをしっかり固定でき、埋入した当日に仮歯も入れられるのが大きな特徴です。 

そのため、骨移植手術などで負担をかけずに、短期間でインプラント治療を完了できます。

■当院でザイゴマインプラントが受けられます

インプラント専用スペース(1階)

ザイゴマインプラントでは、顎骨よりも遠い位置にある頬骨にインプラントを埋め込むため、通常のものと比較して、4~5倍もの長さのインプラントを使用します。

そのため、埋入時には少しのズレも許されない、専門的で高度な技術が求められます。

専門性の高さや設備の兼ね合いもあり、日本国内でも受けられる歯科医院は限られていますが、当院ではザイゴマインプラントを治療の選択肢の一つとしてご検討いただけます。

■「もう一度噛める喜び」を共に

当院では、インプラント治療を単なる「失った歯を補う治療」とは考えていません。

「これ以上、大切な歯を失わないための治療」として、患者様お一人おひとりに適した治療計画を立案いたします。

インプラント治療はブリッジや入れ歯と比べて、周囲の歯に負担をかけず、噛み合わせを崩すことなく、お口の中全体のバランスを整えることができます。その結果、残っている歯を長く健康に保つことにつながります。

また、当院のインプラント治療はチーム医療で取り組んでいます。

  • 受付・歯科助手が患者様の通院に配慮し、治療に対する不安を軽減
  • 歯科医師の確かな診断力で、患者様に適した治療計画を立案
  • 歯科衛生士によるメンテナンスで、インプラントを長持ちさせるサポート

どんなにお口の状態が悪くても、決して否定せず、患者様に寄り添うことを大切にしています。患者様が安心してインプラント治療を受けられ、再び噛める喜びを感じられるよう、チーム一丸となってサポートいたします。

■インプラントを諦める前に
ご相談ください

オールオンフォー

骨の少ない方のインプラント治療には「オールオンフォー」もありますが、オールオンフォーも難しい方にも対応できるのが、ザイゴマインプラントです。

長谷川院長は、今回のザイゴマインプラント埋入セミナーをはじめ、国内外の研修に積極的に参加し、患者様のお困り事を少しでも解決できるよう、日々研鑽に努めています。

「骨が足りないと言われた」「インプラント治療が難しいと診断された」という方も、当院までお気軽にご相談ください。

今後、ザイゴマインプラントについての詳しい情報を、当院のWebサイトで公開予定です。こちらも合わせてチェックしてみてください。

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