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2024/10/25

インプラント治療に保険は使える?

「インプラントにしたいけど高いなあ」というお声はよくお聞きします。失った歯を補うインプラント治療は、自分の歯に近い見た目(審美性)と、しっかり噛める機能性に優れた自費の治療法です。

ただし自費治療なので、一般的な歯科治療と比べると費用が高くなります。そこで今回は『インプラント治療の費用を軽減』させる方法をご紹介します。

■インプラント治療に保険は適用されない

インプラント治療は、基本的に自費(自由診療)です。つまり、公的な健康保険は使えません

保険治療の範囲では、見た目の美しさまでは目的としておらず、機能を回復できれば十分とされているため、インプラントは自費(保険が適用されない自由診療)となってしまうのです。

■民間の生命・医療保険も対象外

インプラント治療は外科手術を伴うため「民間の生命保険の医療特約や、医療保険の手術給付金は対象になるのでは?」と思うのですが、実際には対象外です。

理由は公的な健康保険と同じく、インプラント治療が自由診療(保険診療外)だからです。

■しかし医療費控除でお金が戻ってくる

公的、民間とも保険が効かないなら「インプラントは無理かも…」とあきらめるのは早いです。

インプラントは医療費控除の対象になるため、医療費が10万円を超える場合はぜひ確定申告で申請してください。医療費の一部が還付されます。還付とは、お金が戻ってくるという意味です!

医療費控除とは
自分や自分の家族を含めて、年間10万円(または所得金額の5%の内、いずれか少ない方)を超える医療費があった場合、確定申告を通じて、所得税などの一部が還付される制度のことです。

必要な書類

申請に必要なものは、次の通りです。
・確定申告書
・医療費控除の明細書
・医療費の領収書
・交通費の領収書やメモ書き
・医療費のお知らせ
・給与所得の源泉徴収票

領収書の再発行が難しい場合があるので、失くさないよう大切に保管しておきましょう。詳しい手続きについては、最寄りの税務署にお尋ねください。

■トータルで考えると価値のある治療方法

インプラント治療は自由診療が基本で、費用は高額になる傾向にあるため、悩まれる方も多いと思います。

しかし、保険診療での治療は限界があり、審美性・機能性を重視するなら、自由診療の方が望ましい場合もあります。そのため、費用・治療期間・将来性などをトータルで考えながら、多様な選択肢の中から、ご自身にあった治療法を歯科医師とともに考えることが大切です。

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歯を失ったとき、入れ歯にした方が良いのか悩まれた時、また今の入れ歯に不満のある方は、まずは無料相談をご予約ください。経験豊富な医師がご不安やご希望をお聞きし、治療プランを一緒に考えます。

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