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2024/09/24

スポーツ選手が歯を失った時の治療法とは

ようやく秋らしい気候になってきましたね。今回は「スポーツの秋」をテーマに、スポーツをする人にとって、実はとても大事な「歯」についてお話しをします。

「歯でしっかり噛む」ことは、食事面のメリットだけでなく、力を発揮したり、集中力を高めたりする、パフォーマンスUPの効果もあります。

■スポーツ選手は歯を失いやすい

スポーツをしている人は、力を入れたり、踏ん張ったりする機会が多いです。特に筋トレ(ウェイトトレーニング)では奥歯を強く噛みしめるため、歯がすり減ったり、欠けたり割れたりするリスクが高いです。

またボクシングやアメフト、柔道、ラクロスなどのスポーツでは、プレー中に相手の身体やボールが接触して歯が折れた(いわゆる『スポーツ外傷』)というケースもあり、当院にも同様の患者様が受診されます。

■歯を失うと全身にもリスク大

歯を失うと、上下の歯の噛み合わせが悪くなったり、良く噛めなくなったりすることで、最終的に身体全体に悪影響を及ぼします。また失った歯が前歯だと見た目も良くありません。

■スポーツ選手におすすめのインプラント

そこで当院では、スポーツ選手が歯を失ったケースでは、インプラントを選択肢の一つとしておすすめしています。

インプラントとは、歯にインプラントというチタンでできた土台を埋め込み、骨と固定させてから、上にセラミックなどの人工歯を被せる治療方法です。

インプラントを選択するメリットは以下の通りです。

・自分の歯と同じようにしっかり噛める
・固定するので取り外す必要がない
・激しい運動中もズレる心配がない
・天然の歯と見分けが付きにくい
・他の歯に負担をかけない

■入れ歯やブリッジとの違い

入れ歯は取り外しの面倒さがあるだけでなく、噛む力も弱くなります。どうしても高齢者のイメージがあるために、心理的に受け入れにくい方も多くおられます。

ブリッジをする際は、失った歯の両隣の健康な歯を大幅に削る必要があります。そのため、健康だったはずの歯の寿命が短くなってしまいます。またブリッジの特性上、一番奥の歯にはブリッジを付けることができません。

■手術後いつからスポーツを再開できる?

手術後3日ほど経てば、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動は再開できます。ただし顎の骨とインプラントが直接結合(オッセオインテグレーション)するまでは数ヶ月必要です。

復帰の時期などはスポーツの種類にもよりますので、歯科医師とよく相談してください。

また、インプラント治療後も、特にコンタクトスポーツを続けることをお考えの方は、スポーツ用マウスガードなど、適切な口腔保護具を使用して、口腔内を守ることが必要不可欠です。

■インプラント治療は長谷川歯科医院にお任せください

当院のインプラント治療では、国際的な口腔インプラント学会、ICOI(International Congress of Oral Implantologists)の指導医・認定医の資格を持ち、年間100症例以上の実績がある院長が手術をおこないます。

治療を開始する前に、インプラントのメリット・デメリットや、費用、期間なども詳しくご説明します。インプラントをお考えの方は、お気軽に当院までお問い合わせください。

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