2020/03/10
最近、少しずつ暖かくなってきましたね。花粉症の方にはつらい季節がやってきました。花粉症の方の多くは、鼻づまりや鼻水で「口呼吸」になっておられることかと思います。以前から何度か説明していますが、口呼吸はアレルギーを引き起こす原因となったり、歯並びを悪くしてしまう原因にもなってしまいます。(口呼吸について説明しているブログがいくつかあるので、もっと知りたい方は読んでみてくださいね!→①、②)お子様の場合は、お顔の成長方向に影響を与えることがあったり、覇気のない顔立ちになってしまったり。
また、花粉症の方は服薬による影響を受けることもあります。例えば、「花粉症のお薬のんだら口(喉)渇くわ~」ということありますよね?服薬によって鼻水は止まりますが、副作用でお口の中もカラカラに。普段お口の中は、唾が循環していることで、抗菌作用が働いたり、自浄作用(自分でお口の汚れをお掃除する作用)が働くことで虫歯などから歯を守っています。そのため、唾はたくさん出れば出るほど歯を守り、予防することができるのです。しかし、副作用によって唾の量が少なくなっておられる方は、普段にも増して虫歯になりやすい状態になっていると認識していただく必要があります。
服薬中の方は、唾が出やすくなるように、お顔の唾液腺というところをマッサージして刺激していただいたり、歯科でクリーニングを受けたり、歯磨きや糸ようじ(フロス、歯間ブラシ)をより丁寧に行っていくことで補っていきましょう。
治療メニューMenu
9:30~12:30 / 14:30~19:30
(水・土は17:30まで)
休診日 : 日・祝日