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2024/07/24

笑顔で夏休みを過ごすための虫歯予防ガイド

子どもたちは夏休みが始まりましたね。夏休みを元気に楽しく過ごすために実践したい、食生活やお口のケアについて、歯科医院のスタッフ目線でご紹介します。

■決まった時間に食事やおやつを食べる

時間を決めず何度も食事をしたり、口の中にずっと食べ物が入っていたりする「ダラダラ食べ」は避けましょう

胃に負担がかかったり、太る原因になったりするだけでなく、虫歯になりやすいお口環境も作ります。お休み中でも規則正しい生活を心がけましょう。

■麺類もよく噛んで食べる

うどん、ラーメン、そうめん、焼きそば、冷やし中華など、夏休み中は手軽に食べられる麺類を選びがちです。しかし、麺類は噛む回数が少なくなりやすく、唾液の分泌量が減ります。

唾液には口の中を洗い流す作用があり、噛むことで唾液がよく出て、虫歯の予防にもなります。また、スープや飲み物で流し込むように食べても、唾液が出にくいです。「噛む」と「飲む」は意識的に分けるようにしましょう。

■フッ素入りの歯磨き剤で歯磨きする

歯磨きをするときは、フッ素入りの歯磨き剤を使うことをおすすめします。フッ素には歯を強くしたり、虫歯菌の働きを弱めたりする効果があります。

フッ素入りの歯磨き剤は1日2回(内1回は寝る前)使います。また、歯磨き後のうがいは、少量の水で1回だけおこないます。たくさんの水でうがいをすると、せっかく歯についたフッ素が洗い流されてしまうからです。

■歯ブラシをこまめに交換する

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毛先が広がった歯ブラシは、歯に付着した汚れを充分に落とし切ることができません。落とし切れずに溜まった汚れが、虫歯の原因になります。

歯ブラシの交換タイミングは1ヶ月に1本が目安です。ただし、お子様の場合は、歯ブラシをガジガジと噛んで遊び、すぐにダメになることが多いので「歯ブラシの毛先がヘッドからはみ出している状態」になったら、交換するようにしましょう。

■虫歯予防のために歯科医院ができること

長谷川歯科医院では、下記の方法でお子様の虫歯予防をサポートします。

【フッ素塗布】
市販の歯磨き剤に含まれるものよりも、高濃度のフッ素を使用し、虫歯予防の効果をさらに高めます。

【シーラント
奥歯の溝をレジンで埋めることで、食べかすが入るのを防ぎ、虫歯になりにくくします。

【ブラッシング指導】
「なぜ歯磨きをするのか?」や、正しい歯磨きの仕方をアドバイスすることで、お家での歯磨きが上手になり、虫歯や歯肉炎の予防につながります。

学校がお休み中の今、歯科医院へ行く絶好のチャンスです。「前回、定期検診はいつ行ったっけ…?」という方も、お問い合わせいただければ、お調べできますので、まずはお気軽にお電話くださいね。

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